
ロジックモデル作成の意義
ロジックモデルの作成は、インパクト評価において以下2つの重要な目的があります。
①長期成果達成のためのフロー明確化:期待する長期成果(最終的に期待する成果)に対して、どのような活動で、どのような途中成果(初期成果、中期成果)を達成すれば長期成果を到達できるかを関係者の中で明確にします。
②インパクトマップの評価対象項目を確定させる:評価の次のステップであるインパクトマップでは、ロジックモデルで設定した成果(初期〜長期の成果全て)が評価計測対象になります。ロジックモデルで設定した全ての成果は、自動的にインパクトマップに反映されます。次のステップであるインパクトマップを作成するためにも、ロジックモデルで該当プログラムの”長期成果達成のためのフロー”を関係者全員で共通認識を持つことが重要となります。
ロジックモデルの作成方法
ロジックモデルは、インパクト評価のベースとなる部分のため、プロジェクトメンバー全員ですり合わせながら作成することが重要です。入力者が追加した項目をメンバー全員で確認・協議しながら進めましょう。
各項目の作成

ロジックモデルでは、資源、活動、結果、初期成果、中期成果、長期成果それぞれの項目を入力していきます。それぞれの項目の入力作成をする際、まずは濃い緑色の”作成”ボタンを押します。

“作成”ボタンを押すと、上図のような登録画面が表示されます。登録画面のうち、上のブロック(上図の場合は”資源名”箇所)がロジックモデル上に表示される項目名となります。
登録画面の下ブロックである”説明”は、プロジェクトの他メンバーにどのような項目であるかわかりやすく説明するための記述箇所となります。このブロックでの記述はロジックモデル上・インパクトマップ上その他の画面上には表示されないため、記述は任意です。
記入が完了したら、右下に表示されている緑色の”作成”ボタンを押します。これで項目が追加されます。項目は、何個でも作成することが可能です。
各項目の編集・削除

各項目の編集・削除は、編集・削除したい項目を押すと、上図の項目編集画面が表示されます。編集の場合は、記述内容を修正した上で青色の”編集”ボタンを押します。押した瞬間に、編集された内容が画面上に表示されます。削除の場合は、そのまま赤色の”削除ボタン”を押します。押した瞬間に、該当項目が画面上から消えます。
ロジックモデル作成のTIPS
TIPS1:まずは思いつく限りの項目を作成しよう
資源、活動、結果、初期成果、中期成果、長期成果それぞれの項目を入力する際、まずはプロジェクトメンバーそれぞれが思いつく全ての項目を作成してみましょう。項目の編集や削除は簡単なため、作成しきった多くの項目から、メンバーで協議しながら残す項目を決定しましょう。
TIPS2:どの成果から入力するか
初期成果から考えるか、それとも長期成果から考えた方が良いかはプロジェクトによって異なります。プロジェクトの最終ゴールが定まっている場合は長期成果から入力をしていき、順にそこにたどり着くまでの変化を考えていった方が容易ですし、最終ゴールが定まっていない場合は、まずは直近でどのような変化が生じるであろうかを考え、初期成果から順に入力していくと良いでしょう。